FXで取引されている主な通貨の特徴をあげていきたいと思います。
まず最もポピュラーなのは米ドルでしょう。
世界の基軸通貨としての存在はゆるぎありません。
世界中で決済通貨として使用されています。
そのために米ドルの動きは他の通貨に少なからず影響を与えます。
ニュース番組などでは決まってレートが紹介されます。
そのために状況は確認しやすいと言えるでしょう。
次にユーロ。
1999年に導入が始まったばかりの新しい通貨です。
しかし2008年8月現在、15の国が導入していています。
今後もさらに拡大する見込みがあります。
EU(欧州連合)への加盟国が増えるにつれユーロ経済圏が拡大するにつれ流通量も存在感も増しています。
これは『第2の基軸通貨』と言っても過言ではないでしょう。
サブプライム以降大きく上昇しています。
英ポンド。
FX投資家の間では値動きの激しい通貨として知られています。
しかしその反面、金利も高いので人気の通貨の1つです。
イギリスが世界9位の産油国であることから原油高の影響を受けることがあります。
ヨーロッパであげるのならばほかにもスイスフランがあります。
経済は好調ですが金利はそう高くありません。
永世中立国と言うこともあり、テロや戦争などの有事の際に買われる傾向があります。
短期売買を志向する投資家に人気があります。
このほかにもあげるのなら豪ドル。
オーストラリアが金や鉄鉱石、石炭などを産出する資源国であることから商品価格との連動性が高いとされています。
金利も高いためにスワップ狙いの長期投資に人気の通貨です。
その周囲ではニュージーランドドルがあります。
オーストラリアが最大の輸出相手国のために豪ドルとの連動性が高いです。
ニュージーランドは肉類や酪農品の輸出が盛んなため、農産物価格の影響を大きく受ける傾向にあります。
また最大の輸出相手国が隣国アメリカなために米ドルと似た動きをする事が多いようです。
しかしここ数年はあてはまらない動きをする事もあるために盲信してしまうのには注意が必要です。
アジアでは香港ドルがあげられます。
経済は好調ですが、米ドルとのペッグ制を採用しているため、米ドル/円と似た動きをします。
最後に南アフリカランド。
世界一の金産出国のために投資する際は金価格の動向は見逃せません。
10パーセントを超える高金利通貨のためにスワップ狙いの投資家に人気があります。
しかし値動きが激しいために投資する際は注意が必要です。
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